鶴岡市の荒沢ダム 雪どけ水が流れ込み「水没林」

鶴岡市にあるダムでは、雪どけ水などが流れ込み水位を上げているため、新緑の木々が水面に浮かぶように見える「水没林」を楽しむことができます。

鶴岡市にある荒沢ダムでは、この時期、朝日連峰から雪どけ水が流れ込み、今月26日にダムの周辺で開催されるイベントのため、通常より水位をおよそ3メートル上げています。

そのため、木の根元から幹までが水に沈み、新緑が水面から顔を出しているように見える光景は「水没林」と呼ばれています。

ダムでは、地元のカヌーの愛好家たちがヤナギやブナなどの木々の間を通り抜け、日差しに輝く新緑を楽しんでいました。
カヌーの愛好家は「すごく静かで鳥の鳴き声や風の音も聞こえてくるので癒されます」とか「現実忘れて帰りたくないくらいです」と話していました。

県と鶴岡市によりますと、今月26日のイベントでは、ボートや魚のつかみ取りなどが楽しめ、その後は、放水をしながら徐々に水位を下げるということです。