鶴岡市 藤島歴史公園の藤の花 見頃を迎える

鶴岡市の藤島地区にある公園では「藤の花」が見頃を迎えています。

鶴岡市藤島地区は合併前の藤島町時代に町の花だった「藤の花」が各地に植えられていて、いまも地元で親しまれています。

このうち「藤島歴史公園」には5つの品種、合わせて25本が植えられていて、白や紫などに色づいた藤の花が見ごろを迎えています。

このうち「野田長藤」という品種はその名の通り、花の房が長いものは2メートルほどに垂れ下がります。

また、「八重黒龍藤」は紅紫色の八重咲きの花が咲く珍しい品種で、花の房がほかの品種より短くぶどうのように見えるのが特徴です。

公園の藤の木を管理している「鶴岡藤友会」の深澤一雄会長は「10年ほど前からいい花を咲かせようと手入れを始めました。この公園の藤の花はほかのと比べ開花が遅い方なので、多くの人に楽しんでもらいたいです」と話していました。

藤島歴史公園の藤の花は今月20日ごろまで見頃が続きます。