山林火災で大きな被害 南陽市 山林の復旧へ寄付金募る
今月4日に山林火災が発生し、137ヘクタールが焼ける被害が出た南陽市は、「ふるさと納税」の制度を活用して山林の復旧に向けた寄付金を募っています。
今月4日の午後、南陽市宮内で発生した山林火災では、焼失面積が137ヘクタールにのぼり、県内で過去10年に発生した山林火災の中で最大規模の被害となっています。
これを受けて、市は、焼けた山林や農園などの復旧のため、「ふるさと納税」の制度を活用して8日から寄付金を募っています。
市によりますと、寄付は直接、市の窓口を訪れるか、市のホームページなどからアクセスできる「ふるさと納税」のサイトから申し込むことができ、ことし12月末まで受け付けているということです。
また、この「ふるさと納税」は災害支援のため、寄付者への返礼品はないということです。
南陽市の商工観光課地域振興係は「今後の復旧・復興に向けて多くの支援が必要です。支援をお願いしたい」と呼びかけています。