酒田港 国内のコンテナ船の航路に追加へ

酒田港が、福岡市の博多港などと結ぶ国内のコンテナ船の航路に、追加されることになりました。

酒田港は、韓国・プサンと結ぶコンテナ船の航路がありますが、今月10日からは、福岡市の博多港や北九州市の門司港、それに新潟港を結ぶ国内のコンテナ船の航路に追加されることになりました。

このうち博多港と門司港は、中国やタイやベトナムなどの東南アジアと航路がつながっていることから、県内の企業などは、輸出入がしやすくなり、ビジネスの機会が広がることも期待されています。

県によりますと、酒田港を出発するコンテナ船は毎週金曜日に出発し、5日後に博多港に到着するということです。

県の県産品・貿易振興課は、「酒田港の貨物の取扱量の増加が期待でき、陸上から海上輸送への移行が進めば、脱炭素化にも貢献できる」と話しています。