南陽市の山林火災 3日目も延焼続く 消火活動再開

4日、山形県南陽市で発生した山林火災は、発生から3日目となった6日も延焼が続いていて、6日朝からヘリコプターによる消火活動が行われています。
市は、火が住宅にも延焼するおそれがあるとして、現場近くの地区に避難指示を出し、住民に避難を呼びかけています。

4日午後、山形県南陽市宮内で発生した山林火災は、発生から3日目となった6日も延焼が続いています。

6日は、午前5時から消火活動が再開され、自衛隊がヘリコプターで上空から放水を行っています。

市によりますと、6日は、あわせて6機のヘリコプターで放水するほか、地上からも消防隊員や団員が消火にあたる予定だということです。

この火事で、70代の男性1人が足にやけどを負ったほか、これまでに山林およそ95ヘクタールが燃え、山小屋とトイレの2棟が焼けたということです。

市は、火が住宅にも延焼するおそれがあるとして、5日夜、中川地区と宮内地区に住む、あわせて148世帯410人に避難指示を出し、3か所に避難所を開設して避難を呼びかけています。

市によりますと、6日午前6時現在、避難所にはあわせて2世帯3人の住民が避難しているということです。