「端午の節句」にあわせ 「五月人形」の展示会 鶴岡市の神社

5月5日の「端午の節句」にあわせて飾る「五月人形」を集めた展示会が、鶴岡市の神社で開かれています。

この展示会は、鶴岡市の荘内神社が5月5日の「端午の節句」にあわせて開いていて、子どもの成長を願って飾る「五月人形」100点が展示されています。

このうち、江戸時代後期につくられたと推定される「竹田人形」には、鎌倉時代に父のかたきを討ったことで知られる「曽我兄弟」の人形が飾られています。

また、のちに源義経になる牛若丸と武蔵坊弁慶が戦うシーンを再現した人形や、豊臣秀吉などに仕えた戦国武将、加藤清正の人形も展示されています。

荘内神社の石原純一宮司は「鶴岡市内に古くから大切に保管されていた歴史ある人形が集まっている。人形が持つ物語を想像しながら楽しんでほしい」と話していました。

この展示会は今月26日まで開かれています。