県内は広い範囲で夏の暑さに 27日以降も気温高い見込み

県内は広い範囲で夏の暑さに 27日以降も気温高い見込み

県内は26日、上空に暖かい空気が流れ込み米沢市や小国町で29度を超えるなど県内の広い範囲で夏の暑さとなりました。
27日以降も、平年より気温が高くなる見込みで、この時期はまだ体が暑さに慣れていないことから、こまめに水分を補給するなど熱中症に注意してください。

山形地方気象台によりますと26日の県内は上空に暖かい空気が流れ込んで気温が上がり、日中の最高気温は米沢市と小国町で29.5度となりました。

また、長井市で29.1度、飯豊町の高峰で29度といずれも観測を始めてから4月としては最も高い気温になりました。

このほか、高畠町で29度、山形市で28.2度などと県内の広い範囲で7月上旬から下旬並みの夏の暑さとなりました。

27日以降も平年より気温が高くなる見込みで、27日の日中の予想最高気温は山形市と新庄市で27度、米沢市で26度酒田市で24度となっています。

この時期はまだ体が暑さに慣れていないことから、こまめに水分を補給したり日傘や帽子などで日ざしを避けたりして熱中症に注意してください。

県内各地の消防によりますと、26日午後4時半時点で上山市で女子高校生が熱中症の疑いで病院に搬送されたということです。

消防によりますと、高校生が午後3時ごろ、屋外での課外授業から学校に戻ったところ、頭痛などを訴えて病院に運ばれました。
軽症で命に別状はないということです。

消防は、こまめな水分補給、日傘や帽子で直射日光を避けるなど、状況に応じた熱中症への対策をとるよう呼びかけています。