大型連休 車のトラブル増加 JAF 運転前の点検を呼びかけ

旅行などで車で遠出する機会が増える大型連休の期間中は、車のトラブルが増加することから、JAF=日本自動車連盟は運転前の車の点検を呼びかけています。

JAF山形支部によりますと、県内で、去年4月29日から5月7日の平日を含めた9日間に、救援の要請を受けて出動したロードサービスは424件でした。

このうち、バッテリーが上がったり破損したりした救援の要請が131件と最も多く、タイヤのパンクや破裂が67件、用水路や溝にタイヤが落ちるといった「落輪」が45件などとなっています。

旅行などで車で遠出する機会が増える大型連休の期間中の救援の要請は、ふだんのおよそ1.5倍にのぼるといい、JAFは運転前の車の点検を呼びかけています。

具体的には、バッテリーの状態のほか、タイヤの空気圧や傷やへこみなどを確認してほしいとしています。

JAF山形支部は、「必要に応じてタイヤを買い換えたり、遠出の前に、自動車販売店やガソリンスタンドで点検したりしてほしい」としています。