鳥海山で春の訪れを告げるミズバショウが見頃迎える 遊佐町

山形県と秋田県にまたがる鳥海山では、春の訪れを告げるミズバショウが見頃を迎えています。

鳥海山の2合目付近には、地元の遊佐町の住民と町が手入れなどをしているミズバショウの群生地がおよそ1キロに渡って広がっています。

地元の観光協会によりますと、ことしは平年並みの今月中旬から見頃を迎えているということです。

24日の鳥海山は、曇り空でしたが、群生地では、雪どけの澄み切った沢の水と白くかれんなミズバショウが春の訪れを感じさせていました。

鳥海山では、大型連休を前に山形県と秋田県を結ぶ「鳥海ブルーライン」が、26日全線で通行できるようになり、本格的な春の観光シーズンを迎えます。

鳥海山のミズバショウは、今月末ごろまで楽しめるということです。

遊佐町は、「鳥海ブルーラインを利用してミズバショウと鳥海山の観光を楽しんでもらいたい」と話していました。