山形のさくらんぼ150年記念でロゴマークとキャッチフレーズ

山形県は、さくらんぼの木が植えられてから来年で150年となるのを記念して、ロゴマークとキャッチフレーズを作成し、県産フルーツのPRを強化することにしています。

全国一のさくらんぼの産地、山形県は、1875年に明治政府から苗木が配られ、当時の県庁の敷地内に植えられたことがきっかけで、さくらんぼの栽培が盛んになったといわれています。

県は、さくらんぼの木が植えられてから来年で150年となるのを記念して、ロゴマークとキャッチフレーズを作成しました。

ロゴマークは、さくらんぼに縁起のよい柄とされる七宝がデザインされていて、金色や赤色を基調に150年の祝いや果物が豊かに実るイメージが表現されています。

また、キャッチフレーズは「いちずに、かじつ。」で、いちずに果樹栽培に取り組んで来た先人たちの挑戦を振り返り、今後も県産フルーツの発展につなげていくという思いが込められています。

県は、先月、ロゴマークとキャッチフレーズとの商標を特許庁に出願していて、今後、販売される果物のパッケージなどに使用して県産フルーツのPRを強化することにしています。