米沢市の太陽光発電施設から送電用銅線ケーブル盗まれる

今月12日、米沢市内の太陽光発電の施設内に設置されていた送電用の銅線のケーブルが切断され、およそ4500メートル分、時価1900万円相当が盗まれているのが見つかり、警察が窃盗事件として捜査しています。

警察によりますと、今月12日、米沢市の山間部にある太陽光発電の施設内に設置されていた送電用の銅線のケーブルが切断されているのが見つかり、その後、この施設を管理する会社が警察に被害届を出しました。

警察が調べたところ、太陽光発電のパネルで発電した電気を送るおよそ4500メートル分の銅線のケーブル、時価1900万円相当が盗まれていることがわかりました。

今月8日に会社の関係者が現場を訪れた際は異常はなかったということですが、12日の午前中に、発電した電気が送られていないことに気づき、現地を確認したところ、被害が発覚したということです。

施設の敷地を囲む金属製のフェンスには、人が通れるほどの穴が開けられていたということで、警察は複数人による窃盗事件とみて、防犯カメラの映像を解析するなどして捜査を進めています。

県内では去年6月から7月にかけて、米沢市と南陽市、それに村山市の太陽光発電の施設でも合わせて6件、時価1300万円相当の銅線のケーブルが盗まれていたということで、警察は注意を呼びかけています。