夏の全国高校野球山形大会 決勝は午前10時開始 熱中症対策

ことし7月の夏の全国高校野球山形大会の決勝について、県高校野球連盟は、熱中症を防ぐため、開始時間をこれまでの午後1時から3時間早め、午前10時に変更することを決めました。

甲子園を目指す夏の全国高校野球山形大会はことし7月12日に開会式が行われ、日程が順調に進めば、7月26日に中山町にある「ヤマリョースタジアム山形」で決勝が行われる予定です。

18日は県高校野球連盟の評議員会が山形市内で開かれ、夏の大会の運営などを協議しました。

この中で、ことしの夏も猛暑となる可能性があり、選手やスタンドで応援する観客などの熱中症を防ぐため、決勝の開始時間をこれまでの午後1時から3時間早め、午前10時に変更することが決まりました。

県高野連によりますと、決勝の開始時間が午前中になるのは平成以降では初めてだということです。

県高野連の高橋良治会長は「午後1時開始だと試合中に暑さのピークがくるので午前中の涼しいうちに開始することを決めた」と話していました。