山形市の寺 樹齢約400年のしだれ桜が見頃を迎える

山形市の寺で、境内に植えられている樹齢およそ400年のしだれ桜が見頃を迎え、多くの人が花見を楽しんでいます。

山形市平清水にある平泉寺の境内にはしだれ桜が2本植えられていて、山形市の天然記念物に指定されています。

樹齢はいずれもおよそ400年で、ことしは例年とほぼ同じ今月8日ごろから花が咲き始め、見頃を迎えています。

高さは大きなもので15メートルあり、訪れた人たちは地面近くまで枝を伸ばした美しい桜の景色を楽しんでいました。

友人2人と一緒に訪れた市内の80代の女性は「毎年、楽しみにしていますがことしはちょうど満開で、いい時期に来ることができてとてもうれしいです。枝が揺れるところがとても美しく大好きな桜です」と話していました。

平泉寺のしだれ桜はあと数日が見頃で、その後は花びらが風に舞い散る「花吹雪」が楽しめるということです。