地域の魅力を知る 山形市役所にゆかりある本のコーナー設置

地域の魅力を知ってもらおうと山形市は市役所の1階に、山形にゆかりのある本を読んだり、借りたりすることができるコーナーを設置しました。

このコーナーは「本のひろば」と名付けられ、今月1日に山形市役所1階の市民課などの窓口近くに設置されました。

山形市は、新たに市民になる人などに地域の魅力を知ってもらおうと山形にゆかりのある作家の本や山形が舞台になった漫画や本など合わせておよそ60冊を集めました。

コーナーには10人分のいすが置かれ、その場で本を読むことができるほか、手続きなしで1人2冊まで2週間程度、借りることができるということです。

山形市は、こうしたコーナーを去年3月、JR山形駅の東西自由通路にも設置していて駅の利用者に好評になっているということです。

山形市立図書館の小林有沙主事は「初めて山形市に来た人はもちろん、山形市に住んでいる人にも新たな発見があるような本を置いている。窓口近くにあるので手続きの隙間の時間に本を手に取ってほしい」と話していました。