山形市民会館建設敷地を有効活用 着工までの間 貸し出しへ

山形市は、市の中心部で建設が計画されている市民会館の工事が始まるまでの間、敷地を有効活用するため、個人やグループに屋外のイベントなどで貸し出す取り組みを始めました。

山形市は、文翔館の南側に新たに市民会館を建設するため、去年年11月、県からおよそ7億円で敷地を取得しました。

市は、再来年の3月末に建設工事が始まるまでの間、敷地を有効活用するため、個人やグループに屋外イベントなどで貸し出す取り組みを始めました。

具体的には、文化・芸術活動などの発表会やキッチンカーの出店、それにマルシェの開催などを想定しています。

敷地の広さおよそ3900平方メートルのうち、貸し出されるスペースは人工の芝生が敷かれたおよそ750平方メートルです。

利用料は、原則、100平方メートルあたり1時間160円、1日最大で1600円だということです。

市文化スポーツ施設整備室は「市中心部のにぎわいを生み出せるように、市民会館の建設前から盛り上げていきたい」と話しています。