大型連休を前に 県が水辺にある施設の安全点検

今月末から始まる大型連休を前に、山形県は県内の水辺にある公園などが安全かどうかを確かめる点検作業を進めています。

この点検作業は、大型連休を控えたこの時期に国や県などが毎年行っているもので、このうち山形県は県が管理している河川や海岸などの水辺にある施設あわせて105か所で点検を行っています。

9日は白鷹町のスポーツ公園で点検が行われ、県の担当者5人が公園内を流れる川に土砂がたまっていないかや、川にかかる橋に壊れた部分がないかなどを確認しました。

点検作業は20分ほどで終了し、県によりますと、遊歩道のコンクリートが一部欠けて鉄筋がむき出しになっている場所が見つかったことから、けがなどを防ぐため今後、修理を行うということです。

県置賜総合支庁の西置賜河川砂防課の齋藤崇課長補佐は「県は施設の安全に十分留意しているが、利用者も水辺の施設を利用する際は安全に気をつけてほしい」と話していました。