酒田市長 台湾東部沖地震受け 台湾訪問延期 改めて日程調整

台湾の東部沖で3日起きた地震を受けて、来週、台湾を訪問し、観光に関する協定の締結を予定していた酒田市の市長が訪問の延期を決めたことが分かりました。

酒田市は、台湾中部の台中市の中学生や高校生を招いて青少年交流をしたり、現地のスーパーマーケットで地元の食材を販売したりするなど台湾との交流を続けてきました。

酒田市の矢口明子市長は今月9日から4日間の日程で台中市を訪問して、観光分野での連携協定を締結する予定でしたが、台湾の東部沖で3日起きた地震を受けて、訪問の延期を決めたことが市関係者への取材で分かりました。

市によりますと、台中市までの公共交通機関は運行しているということですが、余震の可能性などを考慮した結果だということで、現地の状況をみながら、台中市と日程を改めて調整することにしています。

また、矢口市長は、5日付けで台中市宛てにお見舞いの文書を送ったということです。