新型コロナなどで営業終了の温泉施設 今月下旬に再開へ 鶴岡

新型コロナウイルスや燃料価格の高騰の影響でおととし営業を終了した鶴岡市の温泉施設が、NPOの運営で今月下旬から再開することになりました。

営業を再開するのは、鶴岡市熊出にある温泉施設、「かたくり温泉ぼんぼ」です。

この温泉施設は平成5年に公営で開業したあと、平成29年からは地元住民の有志による管理組合が運営していましたが、新型コロナの感染拡大や重油の価格高騰などの影響で、おととし11月末に営業を終了しました。

このあと、鶴岡市が地域の活性化を検討するなかで運営事業者を募集したところ、地元のNPOが応じ、試験営業で利用者数が想定を上回ったため、今月27日から営業を再開することになりました。

中学生以上の大人料金は450円に据え置き、小学生料金は70円引き下げて150円になるということです。

鶴岡市は「地域の交流の場としても大事な場所なので運営再開は大変喜ばしい」とコメントしています。