1日から山形県の春の観光キャンペーン 山形駅でセレモニー

春の観光シーズンに合わせて山形県の魅力を発信しようと、1日から始まる大規模な観光キャンペーンを前に、県とJRが山形駅でセレモニーを開きました。

6年ぶりとなるこのキャンペーンは、山形県とJR東日本が1日から6月までの3か月間行うもので、31日は、山形駅の改札の前でセレモニーが開かれました。

この中で、山形県の吉村美栄子知事が「温かなおもてなしと、観光資源を生かした特別な企画を準備した。オール山形で盛り上げていく」とあいさつしました。

このあと、ホームには、山形新幹線「つばさ」の銀色のデザインを復刻した車両と、今月から営業運転が始まった新型車両「E8系」が入ってきて、鉄道ファンなどが写真を撮影していました。

そして、ホームでは花がさを手にした地元の子どもたち30人が、花がさを回しながら踊りを披露し、訪れた人たちを出迎えました。

県やJRなどは、期間中、特産のフルーツやラーメンなどの「食」をPRするほか、新幹線の新型車両を利用してさくらんぼ狩りに行くツアーなどを企画しています。

JR東日本東北本部のユニットリーダーの戸田憲介さんは「春の桜や特産のさくらんぼなど、魅力があふれているので、この機会に訪れてほしい」と話していました。