飯豊町を訪れた台湾からの観光客 6300人余 過去最高

この冬、飯豊町を訪れた台湾からの観光客は前の年の5倍以上となる6300人余りで、過去最高となりました。
町の観光協会などは来シーズンは団体だけでなく家族旅行などの誘致にも力を入れていくとしています。

飯豊町では台湾からの観光客の受け入れに力を入れていて、毎年1月から3月にかけて「どんでん平ゆり園」の駐車場で雪遊びを楽しんでもらうため「スノーパーク」を営業しています。

雪の観光シーズンが落ち着いたことから、29日は町や観光協会など観光関係者15人が町内の宿泊施設に集まり、今シーズンの振り返りと来シーズンに向けた取り組みを話し合いました。

この中で、今シーズンは雪が少なかったものの「スノーパーク」には台湾からの観光客が前の年の5倍以上となる6300人余りが訪れ、過去最高となったことが報告されました。

これに伴い、町内の経済波及効果は6200万円だったということです。

一方、団体客を受け入れることができる宿泊施設がないことなどが課題としてあがっていました。

町の観光協会などは来シーズンは団体だけでなく家族旅行などの誘致にも力を入れていくとしています。

飯豊町観光協会の伊藤賢一代表理事は「町内には団体客を受け入れられる宿泊施設がないため、来シーズンはグループや家族旅行の誘致にも力を入れていきたい」と話していました。