「電動モビリティシステム専門職大学」2年連続で大幅定員割れ

今年度開学した飯豊町にある「電動モビリティシステム専門職大学」は、入試結果を発表し、合格者は定員を大きく下回る2人でした。
今年度の入学者は3人で、2年連続で大幅な定員割れとなります。

4年制の「電動モビリティシステム専門職大学」は、電気自動車や自動運転の分野の高い技術を持った人材を育成するために去年4月に開学しました。

大学によりますと、来年度の入学希望者を定員40人で募集し面接などの「総合型選抜」と大学入学共通テストを利用した「一般選抜」で入試を実施した結果、合格者はあわせて2人だったということです。

合格した2人が入学するかどうかは入学手続きが完了するまでわからないとしていますが、今年度入学したのは3人で、開学から2年連続で大幅な定員割れとなります。

大学は「今後は出前講座などで直接、高校生に魅力を伝え、入学者数を増やしたい」とコメントしています。