少女にわいせつ行為 映像を送信させる 中学校教諭を懲戒免職

県教育委員会は、米沢市の中学校の教諭が16歳未満の少女にわいせつな行為をさせたうえ、その映像を携帯電話に送信させるなどしたとして、懲戒免職の処分としたと発表しました。

県教育委員会によりますと、米沢市内の中学校の20代の男性教諭は、去年4月から8月までの間、県内に住む16歳未満の少女にわいせつな行為をさせたうえ、SNSのメッセージ機能で、行為を撮影した映像を携帯電話に複数回、送信させるなどしたということです。

県教育委員会はこの教諭を26日付けで懲戒免職の処分とし、管理監督責任として校長を戒告の処分としました。

また、置賜地方の小学校に勤務する50代の男性教諭がおととし3月までのおよそ4か月間にわたり、同僚の女性職員に対し、抱きつくなどのセクハラ行為を繰り返したとして、26日付けで停職6か月の懲戒処分としました。

これに関連し、女性職員から被害相談を受けたにもかかわらず、教育委員会への報告を怠ったとして、管理監督責任としていずれも50代の校長2人を減給の処分としました。

一方、村山地方の小学校に勤務する女性職員が去年2月、山形市内の交差点で一時停止の標識を見落として交差点に進入し、車と衝突して相手の運転手と同乗者にけがを負わせたとして、減給10分の1、2か月の懲戒処分としました。