SNSでうその投資話 1130万円だまし取られる

山形市に住む60代の男性が、SNSで知り合った女からうその投資話を持ちかけられ、暗号資産と現金の合わせて1100万円余りをだまし取られました。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに、注意を呼びかけています。

警察によりますと、山形市に住む公務員の60代の男性は、去年12月にSNSで知り合った女から「叔父はアメリカで投資会社を持っていて、叔父から送られてくるデータの勝利は98%に達する」などと、暗号資産によるうその投資話を持ちかけられたということです。

男性はこの投資話を信じ、ことし1月下旬から今月中旬までの間、合わせて14回にわたり、女から指定されたアドレスや口座に暗号資産と現金、合わせて1130万円を送金しました。

男性は、女から紹介されたアプリ上で投資を続け、順調に利益が上がっていると思い込んでいましたが、現金化しようとしたところ、高額な手数料を要求されたことから不審に思い、被害に気づいたということです。

警察は、SNSなどで知り合った面識のない人から現金などの要求があった場合は、絶対に応じることなく、警察や家族に相談するよう呼びかけています。