長井市 マイナンバーカードを公共施設のカードキーとして利用

長井市は、マイナンバーカードの利便性を向上させようと、来月から市内の市内の公共施設のカードキーなどとしても活用できるようにしました。

マイナンバーカードの交付率が90%と、普及が進んでいる長井市は、マイナンバーカードの利便性を向上させようと、来月から、市内の公共施設のカードキーなどとしても活用できるようにしました。

活用が始まるのを前に、25日は公共施設の管理者などを対象に説明会が開かれ、およそ40人が参加しました。

この中で、市内の小中学校やコミュニティーセンターなど15施設で、夜間や休日など管理者がいない時間帯でも、マイナンバーカードを使えば鍵を開けることができ、施設の利用が可能になることが説明されました。

また、災害時などの緊急時に避難所に入る際、マイナンバーカードを使って受け付けの手続きができたり、図書館の利用者カードとしても使用できたりするということです。

長井市総合政策課の渡邊恵子課長は「マイナンバーカードは活用できる場面が少ないと思われているが、手続きが簡素化できることを市民に知ってもらい、活用してもらいたい」と話していました。