県新年度予算 県内訪れた人のデータを収集分析し観光客誘致へ
県の新年度当初予算に盛り込まれた主な事業をシリーズでお伝えしています。
県は、県内を訪れた人の年代や行動に関するデータを収集し、分析することでニーズを把握し、さらなる観光客の誘致につなげることにしています。
新型コロナの5類移行後、個人旅行の需要が高まり、観光の目的が多様化する中、県は、観光客のニーズを把握してさらなる観光客の誘致につなげようと、あらたな事業を実施することにしています。
具体的には、県内で消費が盛んなラーメンやそばに関するイベント情報をSNSで発信し、訪れた人の性別や年代、それに、観光した場所などについて、データを収集し、分析することにしています。
そのうえで、観光客のニーズにあった新たな旅行プランを提案することにしていて、事業費として新年度当初予算に4400万円余りを計上しています。
県観光復活推進課は「観光客のニーズを捉えた情報発信を行い、個人の好みにあった新たな旅行プランを提案することで、県内の周遊ルートの開拓や消費拡大につなげたい」とコメントしています。