山形 西川町 全世帯にタブレット配布 緊急時に情報共有

西川町は、災害などの緊急時に町民とスムーズに情報共有ができるように、高齢者施設の入居者を除いた町内の全世帯を対象にタブレットを配布しています。

タブレットの配布は、高齢者施設の入居者を除いた西川町の全世帯、およそ1700世帯を対象に先月から行われています。

このタブレットでは、災害などの緊急時に、防災行政無線の内容を受信したり、町民の安否確認ができたりするほか、広報誌などで町が発信する情報を閲覧することもできます。

町によりますと、タブレットを利用してもらうため、「デジタル推進員」を6人配置して、必要とする世帯にタブレットの使い方を教えているということです。

西川町は「災害時などの万一のとき、町民とスムーズに情報共有を図るには、ふだんからタブレットを利用して使い慣れてもらう必要がある。町としても講習会などを開いて支援していきたい」と話しています。