大石田町教委 保管していた施設使用料60万円余り紛失と発表

大石田町は町の教育委員会が町内の施設で保管していた施設の使用料、60万円余りを紛失したと発表しました。

大石田町によりますと紛失したのは、町民交流センター「虹のプラザ」で去年3月までのおよそ1年半にわたって使用料として支払われたおよそ62万円です。

去年9月、この期間の使用状況について町の職員が確認したところ、本来、支払われる使用料のおよそ半額分しか町に入金されていなかったため発覚したということです。

使用料は町に入金する前、事務室にある手提げ金庫に保管されていましたが、金庫は鍵がかかっていない状態でキャビネットに収納されていたということです。

紛失が発覚したあと町で調査を進めたものの原因を特定できなかったということで、町では教育長と当時の担当職員らあわせて6人に紛失分を負担させることにしています。

再発防止策として、今後は受け取った使用料の管理を複数で行うことにしています。

また、紛失したカネの行方については引き続き調査を継続するとしています。

庄司中町長は、「多くの町民の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありません。今後は再発防止を徹底し、信頼回復に努めてまいります」と話していました。