酒田市で“自動除雪機”の実証実験 除雪の負担軽減に期待

高齢者などの除雪作業の負担を軽減しようと、酒田市とNTT東日本は、積雪を自動で計測して雪かきをする除雪機の実証実験を行いました。

酒田市とNTT東日本は、インターネットを活用して自動で除雪をするシステムの実証実験をしていて、8日は山間部のコミュニティセンターの駐車場にNTTなどの担当者10人ほどが集まりました。

このシステムは、駐車場に設置された赤外線センサーで積雪を計測し、雪が積もると自動で除雪機が動きだし、雪かきをする仕組みです。

作業の様子は離れた場所でリアルタイムの映像で確認できるということです。

8日の実験では、担当者が1センチほどにならした雪を自動で除雪する作業を行い、システムの動作を確認していました。

NTT東日本山形支店のまちづくりコーディネート担当、近藤良輔チーフは「地域の課題を解決するとともに高齢者が安心して冬場を過ごせると思う。今回見えてきた課題を整理して導入に向けて検討を進めていきたい」と話していました。