庄内の名所や食文化 高校生が外国人留学生に観光ガイド

山岳信仰で知られる出羽三山や庄内の食文化など地域の観光資源の発信を高めていこうと、地元の高校生が外国人留学生に観光案内を体験するツアーが鶴岡市で開かれました。

この取り組みは、地域の課題を解決しようと鶴岡市が連携協定を結んでいる東京にある昭和女子大学のプロジェクトチームが企画しました。

今回のツアーは外国人留学生を対象にしていて、鶴岡南高校の生徒と昭和女子大学の学生、それにアメリカやスウェーデンからの留学生合わせて16人が参加しました。

はじめに市内にある松ヶ岡開墾場を訪れ、庄内地域の絹産業の歴史などが学べる「シルクミライ館」で高校生たちが絹織物の工程などを英語で説明しました。

観光ガイドをした2年生の女子生徒は「緊張しましたが外国人の方が楽しんでくれてよかったです。今後も鶴岡の魅力を伝えたいです」と話していました。

また、参加したスウェーデンからの留学生は「専門用語を使ってプロに説明されるより簡単な言葉で説明してもらったほうが分かりやすく、理解を深められました」と話していました。