県立農林大学校で最後の卒業式 57人が卒業 新庄市

来月から名前が変わる県立農林大学校で最後の卒業式が行われ、卒業生が2年間を過ごした学びやに別れを告げました。

新庄市にある県立農林大学校は、来月から「東北農林専門職大学附属農林大学校」と名前が変わることになっていて、5日開かれた県立農林大学校として最後の卒業式には、着物やスーツ姿の卒業生57人が出席しました。

式では、菊地繁美校長が卒業生に卒業証書を手渡し、「いよいよ旅立ちの時です。皆さんが真価を発揮し活躍するのはこれからです。目指すゴールをしっかり定め、1歩1歩前に進んでください」とはなむけのことばを贈りました。

これに対し、卒業生を代表して、稲作経営学科の高橋由伸さんが「農業や林業の最前線にこれから旅立ちます。将来は、農林業の地域のリーダーになり、山形県と日本の農林業を牽引して行きましょう」と答辞を述べました。

卒業生は「森林を管理して地元の発展に貢献できることにワクワク感と責任感を感じています」とか、「畜産がいい仕事だと思ってもらえるような存在になりたい」などと話していました。