ハウス栽培のさくらんぼの花が満開に 一足早く花見楽しむ

山形市で、ハウス栽培のさくらんぼの花が満開を迎え、農家の人たちが一足早く花見を楽しみました。

山形市の鈴木淳さんの農園では、農業用ハウスで栽培しているさくらんぼの木が開花するのにあわせて花見を行っていて、28日は地元の生産者や県外の市場関係者などおよそ30人が集まりました。

農園には、「佐藤錦」や「紅さやか」など、満開を迎えたおよそ30本の木の下にいすが並べられ、訪れた人たちは白い花が咲き誇る中、すしを食べたり、酒を酌み交わしたりしながら一足早い花見を楽しんでいました。

鈴木さんによりますと、ことしは暖冬の影響で開花は、例年よりも2日ほど早く、開花から満開までの期間は、例年は1週間程度かかるところ、ことしは3日ほどだったということです。

鈴木さんは「花見ができてうれしいです。ことしは暖冬の影響で栽培の管理が難しいですが、おいしいさくらんぼをみなさんに届けたいです」と話していました。

鈴木さんのハウス栽培のさくらんぼは、4月10日ごろに初出荷を迎える見込みだということです。