村山市の農園 親子で冬野菜の収穫を体験

山形県村山市で、県内に住む親子が冬野菜の収穫を体験しました。

この催しは、農業体験を通じて観光で訪れる人を増やそうと、村山市が毎年この時期に開いているものです。

23日は県内に住む小学生や園児の親子4組が参加し、村山市内の農園で芽キャベツやブロッコリー、それに大根など冬野菜の収穫を体験しました。

はじめに農家の高谷太さんから、冬野菜の特徴として日中と朝晩の寒暖差などで甘みが強くなるという説明を受けたあと、野菜を入れる籠などを受け取りました。

そして参加した人たちは農業用ハウスに移動し、直径3センチほどの芽キャベツを手でもぎ取ると、その場で試食して甘みを実感していました。

参加した小学4年生は「いつも野菜は食べるだけで収穫は初めてだったけど楽しかった。ブロッコリーはトウモロコシのような甘さだった」と話していました。

農家の高谷さんは「子どもたちが『甘い、甘い』と言ってくれているのを見てよかったです。これからもいろんな野菜を食べてほしい」と話していました。