高校生が考案「山菜満載定食」最上総合支庁の食堂で提供 新庄

新庄市にある県の出先機関、最上総合支庁の食堂で、高校生が考案した、地元の山菜をたっぷり使った「山菜満載定食」が登場しました。

この取り組みは、最上総合支庁が伝承野菜や季節の食材を多くの人に味わってもらおうと、市内の4つの高校の生徒たちが順番にメニューを考案し、総合支庁の食堂で提供しています。

7日は新庄北高校の生徒が考えた「山菜満載定食」が提供されました。

定食には5種類の料理が並んでいて、このうち炊き込みご飯には「わらび」や「うど」それに「なめこ」など地元でとれた山菜がふんだんに使われました。

食堂は、職員だけでなく一般の人も利用でき、訪れた人は、高校生が考案したそれぞれの料理をおいしそうに味わっていました。

東根から訪れた60代の男性は「優しい味で高校生が山菜料理を地産地消で作っていて驚きました。おいしかったです」と話していました。

最上総合支庁農業振興課の木内真一課長は「最上地区には多くの魅力的な食材があるので、高校生の取り組みを通じて、たくさんの若い人に知ってもらいたい」と話していました。