県とJRが6年ぶり大規模観光キャンペーン 「食」をPR

県とJRが協力してことし春に6年ぶりに行う大規模な観光キャンペーンの概要が発表され、特産のフルーツやラーメンなどの「食」をPRするほか、ことし3月にデビューする山形新幹線の新型車両を利用するツアーを行うことになりました。

県とJR東日本は、6年ぶりに「春の観光キャンペーン」を行うことになり、吉村知事とJRの担当者などがことし4月から6月までの期間中に行うイベントなどを山形市内で発表しました。

「心ほどけるやまがた」をキャッチコピーに、さくらんぼなど県産のフルーツを使ったパフェを県内の果樹園やカフェなどおよそ40店舗で提供するほかラーメンやそば、日本酒など山形県の「食」の魅力をPRしていきます。

キャンペーンでは山形市にある蔵王温泉の「大露天風呂」が、夜に利用できる催しや「山寺」の早朝ハイキングなど工夫を凝らした企画も用意されています。

また、ことし3月にデビューする山形新幹線の新型車両「E8系」を利用してさくらんぼ狩りに行くツアーや新型車両をデザインしたラベルのワインや日本酒も販売されるということです。

吉村知事は「山形の美食・美酒、温泉、自然、歴史・文化などに触れていただき、地域の方々のホスピタリティーを体感してほしい」と話していました。