山形市の60代男性 投資詐欺で1490万円だまし取られる

山形市に住む60代の男性がSNSで知り合った人物からうその投資話をもちかけられ、1490万円をだまし取られました。

警察によりますと、去年10月ごろ、山形市に住む60代の男性は、SNSで知り合ったシンガポールに住む女を名乗る人物から「投資で多額の利益を得ている。従うだけで安定した収入が得られる」などと、うその投資話を持ちかけられたということです。

話を信じた男性は、去年11月から今月にかけて合わせて12回にわたり、指定された銀行口座に現金あわせて1490万円を振り込みました。

男性は、この人物から紹介されたサイト上を見て利益が順調に上がっていると信じ込んでいましたが、男性の銀行口座を管理する金融機関から指摘を受けて、被害に気づいたということです。

警察によりますと、SNSを通じた投資名目の詐欺の被害総額は去年1年間で4億円を超えているということで、SNSで知り合った面識のない人物から現金などを要求されても絶対に応じないよう呼びかけています。