「上杉雪灯篭まつり」クラウドファンディングが目標の約3倍に

雪でできた灯籠の中にろうそくの火をともす米沢市の冬の風物詩、「上杉雪灯篭まつり」を盛り上げようと、会場のライトアップ費用をクラウドファンディングで募ったところ、目標の3倍近い89万円余りが集まりました。

「上杉雪灯篭まつり」は、米沢市の上杉神社の周辺などに雪で灯籠を作り、中にろうそくの火をともす冬の風物詩で、来月行われるまつりを盛り上げようと、米沢観光コンベンション協会などがプロジェクトを立ち上げていました。

このプロジェクトは、会場の上杉神社のお堀沿いにある桜の木に積もった雪をピンクにライトアップして満開に見えるように演出するというもので、かかる費用30万円を、先月、クラウドファンディングで募っていました。

その結果、目標の3倍近い89万9000円が集まりました。

このため、桜の木のライトアップのほかにも参拝前に手や口を清める上杉神社のちょうずやをライトアップしたり、当日会場に訪れた人に光る棒を配布したりすることにしています。

米沢観光コンベンション協会の青木一成事務局長は「温かいコメントとともに多くの支援をいただき感謝しています。この費用を活用してまつりを盛り上げていきたい」とコメントしています。