上山市観光物産協会 蔵王温泉を結ぶシャトルバス試験運行

日帰りで観光地をめぐってもらおうと企画された上山市と蔵王温泉を結ぶシャトルバスの試験運行が5日から始まりました。

このシャトルバスは上山市観光物産協会が市内の観光客を対象に、山形市の蔵王温泉で樹氷やロープウエーなども日帰りで楽しんでもらおうと企画したもので、5日から試験的な運行が始まりました。

シャトルバスは山交バスが運行する大型バスで、上山市の「かみのやま温泉駅」と蔵王温泉のあいだを1日2往復します。

初日の5日は午前10時に上山市を出発する便に事前に予約をしていた観光客あわせて6人が次々に乗り込んでいました。

東京から家族で訪れた40代の女性は「初めての樹氷が楽しみです。上山の温泉に入って蔵王の雪を見ることができるのでとても便利です」と話していました。

シャトルバスは2月25日までで、1月は金曜日から日曜日にかけて、2月は金曜日から月曜日にかけて運行し、専用のホームページから事前の予約が必要です。

上山市観光物産協会の芹澤亜希さんは「バスを利用することで上山と蔵王の両方を楽しみ、山形の魅力を感じてほしい」と話していました。

観光物産協会では試験運行の利用状況を踏まえて、来シーズン以降の本格的な運行について検討を進めることにしています。