天童出身 阪神・中野選手が母校の日大山形高へ 1年振り返る

天童出身 阪神・中野選手が母校の日大山形高へ 1年振り返る

今シーズン、38年ぶりの日本一に輝いた阪神で全143試合に出場し、最多安打などのタイトルを獲得した中野拓夢選手が母校の日大山形高校を訪問し、「誰よりも中身の濃かった1年だった」と今シーズンを振り返りました。

山形県天童市出身で阪神の中野選手は、プロ3年目となる今シーズン、143試合すべてに出場し、リーグ最多安打とゴールデングラブ賞を獲得しました。

また、ことし3月に行われたWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに日本代表として出場しました。

中野選手は29日、母校の日大山形高校を訪れ、中園健二校長と野球部の恩師、荒木準也監督に今シーズンの報告をしました。

この中で、中野選手は「WBCを経験したことで、シーズン中も緊張することなく自分らしいプレーができた。誰よりも中身の濃い1年でした」と振り返ったうえで、「個人の成績をもっと伸ばしたい」と話し、色紙に来シーズンの目標として「首位打者」の4文字をしたためました。

懇談のあと、中野選手は「山形のラーメンを食べたり、両親と過ごしたりして、ゆっくり過ごしたいです」と話していました。

中野選手は、年末年始をふるさとで過ごしたあと、来月上旬から愛知県で自主トレーニングを始める予定です。