県内の観光名所をVR映像で疑似体験 庄内空港

庄内空港では、県内の観光名所をVR=バーチャルリアリティーの映像で疑似体験できる催しが開かれています。

この催しはNHK山形放送局が帰省などで訪れる人に向けて期間限定で開いているもので、庄内空港には25日から特設の会場が設けられています。

会場には高さおよそ2メートルの半球状のドームが設置され、ドームに入ると身の回りや天井に流れるVR映像を楽しむことができます。

映像は山寺や銀山温泉、それに国宝の羽黒山五重塔などで撮影されたもので、訪れた人たちはドームの中で県内の観光名所を疑似体験していました。

このうち、銀山温泉の映像は冬の夜、明かりに照らされた温泉街や温泉旅館の中を歩いているような体験ができるものになっています。

映像を見た40代の男性は「天井まで映像が流れすごくリアルに感じました」と話し、40代の女性は「観光名所の映像を見て実際に訪れてみたいと思いました」と話していました。

この催しは入場が無料で、来月9日まで庄内空港の1階で開かれています。