長時間労働などの電話相談 全国一斉に実施

長時間労働やハラスメントなど職場での問題について無料で応じる電話相談が、13日から全国一斉に行われています。

この電話相談は年末になると、業務量が増えて違法な長時間労働が行われる懸念があるとして、連合が13日から全国一斉に行っていて、山形市の連合山形でも午前10時から3人で相談にあたりました。

この中で小売業で働く人から「自分の都合で有給休暇が取りづらい」といった相談が寄せられ、担当者は「有給休暇の取得は労働者の権利なので直属の上司でなく、管理部門に相談するべきだ」とアドバイスしていました。

連合山形によりますと、ことし9月までの1年間に202件の労働相談が寄せられ、このうち、パワハラなどハラスメントに関する相談が最も多く34件、また、長時間労働など労働時間に関する相談も20件寄せられているということです。

連合山形の舩山整会長は「専門のスタッフが長時間労働だけでなく、さまざまな相談に応じて適切にアドバイスしていく。利用してもらい、改善につながればうれしい」と話していました。

「労働相談ホットライン」は14日も行われ、電話番号は0120ー154ー052で、午前10時から午後6時まで受け付けています。

また「LINE」でも相談に応じていて午前10時から午後2時半まで受け付けています。