古代米のわらで正月飾りをつくる教室 鶴岡市
ことしも残すところ半月余りとなり、山形県鶴岡市では古代米のわらを使った正月飾りをつくる教室が開かれました。
この教室は手作りの正月飾りで新年を迎えてもらおうと鶴岡市が開いたもので、鶴岡市や三川町などから12人が参加しました。
参加した人たちは講師から指導を受けながら古代米のわらを使ったしめ縄づくりに挑戦し、2人1組になって長さ80センチほどのわらをねじりながらより合わせて1本の縄を作り上げていました。
このあと、輪っかにした縄の上に松ぼっくりや木の実、それに縁起物の「水引」などを飾って、30分ほどで正月飾りを完成させていました。
参加した鶴岡市の60代の女性は「飾りの配置に悩みましたが、満足のいく出来になったと思います」と話していました。
講師をつとめたクラフト作家の長堀みさ子さんは「華やかな正月飾りが完成したと思います。玄関先などにしめ縄を飾ってもらい、多くの人に見てもらえたらうれしいです」と話していました。