「道の駅やまがた蔵王」山形県側の登り口にオープン

スキー場や温泉地で知られる観光地「蔵王」の山形県側の登り口に新たな「道の駅」がオープンし、多くの人でにぎわいました。

「道の駅やまがた蔵王」はスキー場や温泉地で知られる観光地「蔵王」の山形県側の登り口に当たる国道13号線沿いに山形市などが24億円かけて整備したもので、3日は、オープンを記念した式典が開かれました。

この中で山形市の佐藤孝弘市長が「道の駅が観光客や地域の人に愛され、山形市の発展に貢献していくことを期待する」とあいさつしました。

施設には地元の人や観光客などが次々と訪れ、県産の果物を使ったスイーツや施設内で焼き上げられたバームクーヘンなどを購入していました。

このほか、道の駅にはさまざまなイベントが開催できる多目的ホールや、大型のモニターで観光や交通などの情報を発信するコーナー、367台の駐車スペースなどが整備されています。

山形市から訪れた家族連れは「新しく道の駅ができたので見に来た。地元の人も楽しめる施設だと思った」と話しました。

宮城県から訪れた男性は「すばらしい施設だと思う。今後、多目的ホールで楽しいイベントをたくさん開催してほしいです」と話していました。