蔵王温泉スキー場プレオープン シーズン初滑り

山形市の蔵王温泉スキー場が2日、プレオープンし、シーズンを待ちわびた人たちが初滑りを楽しみました。

蔵王温泉スキー場は、蔵王連峰の山形側の斜面にあり、パウダースノーや安定したゲレンデのコンディションが魅力的な東北地方有数の規模を誇る山形市のスキー場で、「樹氷」が見られることでも有名です。

2日はプレオープンに伴い2つのリフトが運行し、訪れた人たちがスキーやスノーボードで初滑りを楽しんでいました。

スキー場によりますと、ことしは暖冬で雪が少ないのではと心配したということですが、現在、50センチほど積雪があるということで、去年より1週間ほど早くプレオープンしました。

仙台市から来た50代の女性は「雪質を心配していましたが、来てみたらいい雪だったのでとてもエンジョイしています。来週も来たいです」と話していました。

また、天童市の小学3年生の男の子は「毎年何回もスキーに来ているので、ことしもたくさん来て急斜面を滑れるようになりたいです」と話していました。

蔵王温泉スキー場は、このあと今月9日、スキー場開きを行い、積雪の状況に合わせて運行するリフトを増やすということです。