山形 米沢市長選挙 近藤洋介氏が初当選

任期満了に伴う米沢市の市長選挙は26日投票が行われ、無所属で新人の近藤洋介氏が初めての当選を果たしました。

米沢市長選挙の開票結果です。

近藤洋介、無所属・新。当選。2万1308票。

伊藤夢人、無所属・新。1万8157票。

皆川真紀子、無所属・新。1126票。

元衆議院議員の近藤氏が、自民党と公明党が推薦した元米沢市参与の伊藤氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。

近藤氏は58歳。

衆議院選挙で比例代表を含めて5回当選し、経済産業副大臣などを務めました。

前回・4年前の米沢市長選挙に立候補して現職に24票差で敗れ、今回、2回目の立候補でした。

選挙戦では小中学校の学校給食や学童保育の利用料の無償化といった子育て支援の充実のほか、地元特産の商品を県内外にアピールしてふるさと納税の寄付額を増やすなど、地域経済の活性化策を訴えました。

当選した近藤氏は、26日夜、「大きな感謝と、それ以上に大きな責任を感じている。公約に掲げたことをきちんと実行し、周辺の自治体とも連携しながら地域全体を盛り上げていきたい」と抱負を述べました。

米沢市長選挙の投票率は63.12%で、前回・4年前を2.55ポイント上回りました。