JR仙山線 冬期は2つの駅を夜間通過 雪による遅延を回避

冬の期間、JR仙山線は列車が駅に止まる際に雪を巻き込み、運休や遅れにつながるケースがあることから、来月から来年3月にかけて、利用者が少ない夜間、2つの駅を通過することになりました。

山形駅と仙台駅を結ぶJR仙山線は、雪のシーズンになると列車が雪を巻き込み、運休したり遅れが出たりするケースがあります。

特に、駅に停車する際に雪を巻き込みやすくなることから、JR東日本は昨シーズンに続いて来月9日から来年3月15日までの期間、雪が多い山間部で乗降客が少ない2つの駅について、一部の列車が通過すると発表しました。

通過するのは、山形市の面白山高原駅と仙台市の奥新川駅で、上下線とも午後6時以降に山形駅と仙台駅を出発する列車となります。

JR東日本東北本部によりますと、積雪の状況しだいで通過する期間を延長する可能性もあるということで、「雪による大幅な遅延などを回避し、列車を安定して運行するためにもご理解いただきたい」としています。