山形県内唯一の日本語学校 来年4月 山形市に開設へ

山形市内で専門学校を運営する学校法人が来年4月から留学生のための日本語学校を開設することになりました。
開設されれば、県内唯一の日本語学校となります。

日本語学校を開設するのは山形市内で専門学校を運営している学校法人の「山本学園」で今月、法務省から留学生を受け入れることができる「日本語教育機関」に認められました。

13日、学校法人は記者会見で、日本語学校には4月入学の2年間と10月入学の1年半の2つのコースがあり、定員はそれぞれ40人で、アジアのネパールやバングラデシュなどの学生を想定していると説明しました。

学生たちはひらがなやカタカナ、それに簡単な日常会話の学習から始め、日本語の文法や漢字を学ぶということで、2年コースでは日本国内の企業や学校で会話などができるレベルを目指すということです。

日本語学校は現在ある専門学校の中に設けられるということで、開設されれば県内で唯一の学校となります。

学校法人の山本絵里子理事長は「卒業生たちが国内の大学・専門学校に入学し高度な技術を学んで将来、県内の企業で活躍する人材を育てたい」と話していました。