山形県産の日本酒を海外に 知事がロサンゼルスでPR活動へ

県産の日本酒の魅力を海外にPRするため、吉村知事は、アメリカのロサンゼルスで酒造組合の関係者などとともにプロモーション活動を行うことになりました。

県産の日本酒は、ことし5月に発表された、日本酒の出来栄えを競う「全国新酒鑑評会」で、特に優れた「金賞」に20点が選ばれ、都道府県別の受賞数で全国1位になりました。

また、県によりますと、おととしの県産の日本酒の輸出額は、アメリカが2億5000万円余りと、輸出先としては最も多いということです。

吉村知事は、26日から来月4日までの10日間の日程でアメリカなどを訪問し、ロサンゼルスでは県の酒造組合の関係者とともに日本酒の輸出拡大を図ろうとプロモーション活動を行います。

この中で、金賞を受賞した県産の日本酒などを現地の輸入業者や小売店などに試飲してもらい、魅力をPRすることになっています。

吉村知事は「金賞の受賞数で日本一になった県産の日本酒をPRできるチャンスだ。アメリカでの販路拡大に向けてしっかりプロモーションしたい」と話していました。

また、今回の海外出張で吉村知事は、ブラジルのサンパウロやペルーのリマを訪れ、現地の山形県人会と交流を図る予定です。