山形県 “ラーメン県そば王国”の商標登録を特許庁に出願
県内で消費が盛んなラーメンとそばを観光資源としてPRしようと、県は、「ラーメン県そば王国」の商標の登録を特許庁に出願しました。
ことし2月に発表された国の調査で、山形市は、去年1年間に1世帯あたりでラーメンにかけた外食費用が2年ぶりに日本一に返り咲いたほか、今月、東京で開かれた「日本ご当地ラーメン総選挙」で東北ブロック代表として出場した「酒田のラーメン」が優勝しました。
また、県内にはそば店が軒を連ねる「そば街道」が尾花沢市や大石田町などに13か所あります。
県は、山形のラーメンとそばを観光資源としてさらにPRしようと、「ラーメン県そば王国」の商標の登録を特許庁に出願しました。
商標登録されたあとは、県内の市町村や民間の企業と協力してSNSやイベントなどで発信し、県外や海外などからの観光客の増加をねらうことにしています。
吉村知事は18日の定例の記者会見で、「県内各地においしいラーメンやそばがある。山形の魅力を発信していきたい」と話していました。