去年県内の人身事故の6割超が交差点 日本損保協調査

去年県内で発生した交通事故のうち人身事故の6割余りが交差点近くで起きていたことが日本損害保険協会の調査で分かりました。

損害保険会社でつくる日本損害保険協会は、毎年、人がけがをした交通事故について全国の交差点を調査し、都道府県ごとにまとめて公表しています。

それによりますと、去年県内で人がけがをした交通事故のうち63.9%が交差点近くで起きていて、これは全国平均より7ポイント余り高く、東北6県で最も高い割合だったということです。

県内で最も多く事故が発生しているのは鶴岡市切添町にある信号機がある三差路の交差点で、追突事故が5件、右折する車と直進する車が衝突する事故が1件でした。

次いで事故が多く発生しているのは山形市飯塚口や酒田市こあら2丁目など県内5か所の十字路交差点で、それぞれ追突事故や出会い頭の事故など5件起きていたということです。

日本損害保険協会は、調査結果をホームページで公開していて、交差点の特徴や事故の形態などを確認し、安全運転につなげてほしいとしています。