「モンテディオ山形」天童市の新スタジアム 4年後完成目指す

サッカーJ2、「モンテディオ山形」が天童市に建設を目指す新しいスタジアムについて、クラブの運営会社の相田健太郎社長は、4年後の2027年にスタジアムの完成を目指す計画を明らかにしました。

「モンテディオ山形」のクラブの本拠地、天童市の県総合運動公園にある「NDソフトスタジアム山形」は、Jリーグから観客席を覆う屋根が少ないことなどについて改善を求められていて、運営会社は現在の本拠地の特設駐車場に、新しいスタジアムを建設することを決定していました。

6日、運営会社の相田社長は天童市で記者会見を開き、新しいスタジアムについて、2025年春に工事を開始し、2027年7月の完成を目指す計画を明らかにしました。

収容人数は、Jリーグの基準を満たす1万5000人とする予定で、観客席には屋根を整備し、周辺には商業施設やホテル、レジャー施設などを誘致するとしています。

相田社長は、「新しいスタジアムを中心に街が元気になれば、地域経済も動いていく。アメリカのサッカー場を参考にエンターテインメント性のある劇場のような環境を提供して、皆が楽しめる場を作りたい」と話していました。